【意外と穴場?】北大後期入試の体験談①~事前準備編~

北海道大学

はじめに

こんにちは!こうちゃ55です。

メンバーたちの自己紹介の記事が終わって、いきなりお前の入試体験談かい!と思う方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)

実はこのブログの管理人・こうちゃ55は北大文学部に後期入試で滑り込んだレアタイプなんです!

ですが、後期入試というのは世間でもあまり知られておらず、受験生からすると、どんな試験なのか?どういう雰囲気なのか?難易度や出題形式は?対策方法はあるのか?といった疑問が浮かびがちですが、その答えとなる情報は少ないように感じます。

実際、受験生時代の僕も北大後期入試を受けることになってから、情報を探すのに苦労した思い出があります(苦笑)

この記事では、北大後期入試の難易度や出題形式、当日の雰囲気や体験談などについて、実際に後期試験を経験し、合格した人間だからこそわかる情報をたくさん交えて4回に分けてお送りします!

今回は第①回、事前準備編です。それでは、最後までお付き合いください!

(こうちゃ55に関する情報はこちらから!)

そもそも後期入試とは?

まず北大の話に入る前に、国立大学の入試形式から見ていきましょう!もう知ってるよ、って方は飛ばしちゃっても大丈夫です👍

後期試験とは

これに関しては、駿台さんのHPに詳しく記載されていますので、ぜひ参考にしてください!

国公立大学受験における後期日程とは、共通テストを1次試験とすると、2次試験にあたる日程の一つです。前期日程との違いは、日程や募集人数、試験科目、難易度です。近年は後期日程の縮小・廃止をする大学も増えてきています。

大学の後期日程は難しい?-国立大学と私立大学それぞれの後期日程について概要や特徴を解説-(駿台予備学校 web ページより)

また、募集される定員についても、全体の8割は前期日程であることから、倍率が高くなりがちな後期試験の難易度は高いことがうかがえますね。

一方で、一般には科目数が少なく、共通テストと面接あるいは、共通テストと小論文、なかには共通テストだけで合否が決まる大学もあり、人によってはチャンス拡大と捉えることもできるでしょう。

後期試験の出願や日程

前期日程は2月下旬、後期日程は3月中旬となっていますが、出願時期は前期や中期と同じ1月下旬~2月上旬ですので注意しましょう。

さらに、後期試験は前期試験の合格発表(3月上旬)の後に実施されますから、前期の合格者は受験しないことになり、実質倍率は低下する傾向にあることも覚えておいてくださいね!出願者の倍率だけで過度に身構えないようにしましょう。

そして、後期試験の合格発表は3月中旬~下旬(2024年度は概ね3/20~24)です。実家から遠方の大学を受験する際には、引っ越しの準備などで合格後がメチャクチャ忙しくなります。覚悟しましょう(笑)。

北大後期入試について

ではいよいよ本題へ。

北大で後期入試を実施しているのは医学部と歯学部を除く全学部であり、ここまで多様な学部で実施しているのは北大くらいではないでしょうか。後期では学部別の募集のみで総合入試の募集は行われていないことに注意しましょう

定員などの具体的な情報は、北大公式の 令和6年度 学生募集要項(6ページに詳しく記載されています) をご覧ください。※この情報は令和6年度入試のものです。

志願者倍率については、どの学部も概ね7~15倍ほどと開きはありますがかなりの高倍率となっています。しかし、実質倍率は思いの外低く、およそ3~5倍となっており、必要以上の心配は無用です。

詳しい情報をご覧になりたい方は、下記の北大の公式の発表を確認してください。

志願者倍率はこちら
実質倍率や合格者数はこちら

北大後期受験の背景

後期受験校の決定

まず簡単に僕が北大後期を受けるに至った背景について。

お察しの良い方や、すでにプロフィールをご覧になった方はお気づきかもしれませんが、「後期入試を受ける=前期で不合格になった」ということなのです(笑)。

何を隠そう、僕も前期試験では見事にずっこけてしまいました。どこの大学に落っこちたかはこちらの自己紹介記事からご確認ください💦

共通試験を終えてリサーチを受け取ると、実は僕自身、それまでの前期一本でいってやろうという考え方から、もう二度と共通試験を受けなくて済むように後期で受かって浪人だけは回避しようという考え方に変わりました(それくらい共通試験にはいい思い出がないです)。

当初の候補は①北大文学部or経済学部②東北大経済学部③神戸大国際人間科学部の3つでした。1週間くらい勉強もせず無駄に悩み続け(これだから前期おちるんです)、東北大よりやや簡単で、キャンパスも魅力的な北大に決定しました。

受験学部の決定

後期の出願校を北大に決定したはいいものの、学部については文学部か経済学部で悩みました。ちなみに、文系学部の後期試験の科目は小論文のみで、この点数と共通試験の成績を合わせて合否が決定します(共通テストの配点比率は文学部の場合60%でした)。

受験学部について、いくつか検討する要素はあったのですが、最終的に文学部を受験することにした理由は以下の2つです。

①小論文に英語が含まれているのは文学部だけ
②募集人数は経済(20人)より文(37人)のほうが多い

当時の僕は国語が苦手で英語には自信があったので、英語で差をつけられそうだと考えたわけです。絶対浪人を回避したかったことも相まって募集人数の多い文学部をターゲットに定めました。後期で北大を受けることにしたけど学部が決められない…という人の参考になれば嬉しいです。

北大後期入試の体験談①~受験決定まで編~

後期試験の事前準備

令和6年度(2024年度)入試の後期試験の日程は3/12で、前期の合格発表(3/10)の直後でした。

そのため、前期試験を受けた直後から(あるいはもっと早くから)、もしもの受験の時のために準備をしておくことをお勧めします。実際僕もそうしました。

主に準備すべきは航空券と宿泊場所の二つ。もし前期で受かっていたら、その時は気にしないでとのことで、早いうちから親がとっておいてくれていました。

特に北海道は、雪などの影響で飛行機が止まりやすいです。僕は合格発表の日程の関係で試験前日に札幌入りしましたが、雪が不安で、かつ合格発表を少し早めに迎えている人の場合は、2日前くらいに札幌入りすることをお勧めします3月中旬でも雪はたくさん残っていて滑りやすいので、滑り止め付きの雪用ブーツも準備しておきましょう。

後期試験の受験は、時間的にも精神的にも余裕がない状況で迎えることになります入念な事前準備をお勧めします

試験の対策については、次の記事にてお伝えします!本記事の最後のところからアクセスできます。

前期試験の合格発表 3/10

前期試験の合格発表があった3/10は、正午からインターネットでの番号掲示だったので当日の朝まで、まさにこのブログのライターのみんなでオンラインのゲームをしながら過ごし、発表時間ぎりぎりまで寝る作戦を決行しました。結果的に作戦は大成功、起床したのは11時55分くらいだったと思います。

正直前期の受験後の感覚としては、合格してたらびっくりだなーくらいの感じでした。とはいえ、1年間の頑張りを思い返すと簡単に不合格だと決めつけることもできず、もしかしたら…という感情は日に日に増していきました。

家族の前で合格発表をパソコンから確認し、自分の番号がないのを確認すると、自然とネットの合格発表の画面と受験票を合わせて記念撮影をしました。人生初めての不合格という現実は、思ったよりもあっけなく、意外にもすんなりと受け入れられるものでした。学校に報告の電話をし、後期がんばれとのお言葉を担任から頂戴すると、すぐに北海道に行くための準備を始めました。なんといっても飛行機は翌日の朝一番。日が出るより前には家を出るハードスケジュールでした。今度こそは絶対に合格を勝ち取ってやると強い決意を胸に秘めて就寝した気がします。

(まだこの時の僕は、とんでもない幸運が訪れることを知る由もないのでした…。気になる続きは次の記事にて!)


いかがでしたでしょうか。第①回はここまで!

次の第②回では、受験前日から合格発表までの詳細をお伝えしようと思います。もし好評であれば、実際の対策法や試験本番の成績開示を公開する記事なんかも書こうと思います。

質問などありましたら、下のコメント欄からお気軽にどうぞ。答えられる範囲ではなるべくお答えします。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!


次の記事はこちらです!

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