こんにちは、こうちゃ55です。
受験生の皆さんは夏も終わり、いよいよ後半戦へ突入してきましたね。
さて、今回の記事では【高2の終わりまで偏差値40代だった僕が、わずか1年という限られた時間の中で、どのような受験勉強をして北大合格をもぎ取ったか】について、説明していきたいと思います。
本格的に始める前に、この記事を読み進める際に注意してほしいことをいくつか書いておきます。
➀筆者の学校は(東大に何十人も受かるような)都内の有名中高一貫男子校だったこともあり、筆者の勉強法や環境が誰にでも当てはまるわけではないこと
➁筆者の受験勉強は効率を追い求めた結果かなり偏ったもので、受験生諸君には本当は余裕をもって早めに確実な勉強をしてほしいと思っていること
③この勉強法は、一つの成功例ではあるが、唯一の方法ではないし、もっと優秀な人の勉強法(このサイトにも掲載されているはず)も参考にした方が良いということ
以上の3点に注意しながら、進学校の落ちこぼれなりの受験に対する考え方、あくまで読み物として(重要)楽しんでいただけると幸いです。
それでは行きましょう!
受験勉強開始まで
部活エンジョイ時代
まずは受験勉強が始まるまでのことについても、簡単に触れておきたいと思います。
僕が在籍していた学校は、都内にある有名中高一貫の男子校で、何十人も東大に進学するような高校でした。
とはいっても、学校がそこまで受験を意識させてきたことはなかったと思います。
どちらかというと、東大に合格していった先輩たちを意識して、高校生くらいになると生徒たちが勝手に塾や予備校(鉄○会やS台、河○塾などなど)に通い始め、東大を目指し始めるといった具合でした。
僕の学年は生徒が230人くらいいたのですが、50番以内くらいにいると大体東大に受かるといわれていました。
ちなみに僕の学内の成績はどうだったかというと、中1で平均くらいだったのを頂点に、以降は大体150~190番くらいを行ったり来たりし、面談では先生に「低空飛行だ」と言われてしまうような状況でした。
学校のレベルが高いだけでしょ?と思うかもしれません。
しかしそんなことはありません。
これは高2秋に行われた全国模試の成績です。
(各科目の成績です。数学は苦手でした。)
(総合成績は何と…偏差値 45,8 !!!! 目ん玉飛び出ちゃいますね)
ほら?やばいでしょ?
なぜこんな惨状だったかというと、一応理由はあって、部活をエンジョイしすぎて物理的に勉強する時間を確保できなかったんですよね(バドミントン部と軽音部を毎日往復する生活をしていました)。
実際、高2の夏休みは毎日学校に行って部活をしていた結果、ほぼ1分も勉強することなく新学期を迎えてしまいました(そりゃさっきの成績になるわけですね)。
これ以降、各章の最後に時期ごとの勉強時間を書いていこうと思うので、その短さに笑いながら先へ進んでください。
言うまでもなく、高2夏までの勉強時間はほぼ0でした。
部活引退後(切り替え失敗)
さて。皆さんの高校の部活の引退時期っていつ頃でしょうか。
普通なら高3の夏ごろでしょうか。
しかし僕の学校は違いました…なんと高2の秋でほとんどの人が部活を引退します。
そこからスイッチを入れて受験勉強を始める人が多かったです。
僕も部活を辞めたらやる気が出るだろうと期待していたわけですが、そんなに現実は甘くありませんでした。
そりゃあそうですよね。
勉強のやる気が元々あって、でも部活で勉強の時間が確保できない、そんな人の成績は伸びていくんでしょうが、僕の場合はそもそもの勉強習慣がありません。
そういうわけで、周りが受験勉強を本格化させていく中で、僕はより一層の堕落を極めていきました。
一応この時志望校についても軽く考えました。
ご覧の成績ですから、もちろん東大など受けられるはずもありません。
しかし当時の僕は何を思ったのでしょうか、京大ならワンチャン行けんじゃね…?(いけませんでした)、と。
そこで京都大学について調べてみると、入試科目(2次試験)は英・数・国・地歴の4科目のとんでもない試験でした。
合格への途方もない道のりに絶望しましたが、浪人してもいいからゆっくりやろうと考えて、英語と数学の勉強を始めることにしました。
とはいっても、学校の授業はやけに難しい内容や、理系しか使わない数Ⅲや理科の発展分野ばかりだったので、授業中は睡眠時間に充てるか友達と話していました。
高2秋・冬の勉強時間は1日2時間程度でした。
先輩の逆転合格を知った春休み
転機となった春休み
毎日数時間の勉強をだらだらと進めますが、まだ模試などで結果が出るような段階でもなく、高2の年明けに受けたプロシードという模試で数学の偏差値30代をたたき出してしまいました。
(結果が悪すぎてほとんど確認することなく成績表を捨ててしまったので、証拠が残っていないのが惜しいです)
確かに模試の結果は出ていなかったのですが、少しずつ基礎が固まり始めているような実感がありました。
むしろここから受かったら逆に面白いなと異次元のポジティブ思考で勉強していた春休みのある日…
なんと同じような成績の状況から、1個上の部活の先輩が現役で京大文系に受かったとの情報を耳にします。
この話を聞くと一気にやる気が起きて、まずいつも何時間も弾いていたベースの弦を切りました(笑)。
とはいってもやるべきことは変わりません。
基本的には英語と数学にほぼすべての時間を捧げていました。
英語は単語や熟語、解釈の勉強だけしていました。
数学は、分野別の基本的な問題の解法を、公式の証明や原理の説明などを通して理解するように努めていました。
細かい勉強法については僕が語れることは何もないので(苦笑)、優秀な人のものを見てください。
春休みの勉強時間は1日4時間程度でした。
いかがでしたでしょうか。
今回は落ちこぼれの筆者がどういう理由で低迷していったのかを中心にお話ししました。
進学校の落ちこぼれって実は結構な闇の部分ですよね。
と言いつつ、完全に自己責任だと思いますし、学校のことは大好きでした(今も好きです)。
実際どう考えても、僕の勉強時間が少なすぎなわけですし。
ここからどうやって受かるんだと疑問でしょうがないですし、今この記事を書いている僕自身もこの状況からなぜ受かるのかよくわからないです。
次回の記事では、この続き(=高3編)を書いていこうと思います。
お楽しみに!
ではまた。